2017/3/3 (FRI)
こんにちは、 トロントオフィスのYokoです。
だいぶ日が長くなってきましたね。
今年も、トロントは冬らしさを見せないまま春にバトンを渡しそうです。
さて今日は、海外での生活でぶち当たる常識の壁?についてのお話を少し。
な~んて...そんな堅い話じゃありません。
ただちょっと、当たり前の事が当たり前ではなくなるということをささやくだけです。
トロントに来て、私が受けた一番のカルチャーショックは家に洗濯機がないこと。
ドラム缶大のバッグに、一杯になるまで洗濯物が積み上げられていく光景に、
背筋が凍ったのを覚えています。
底に眠るTシャツはいったい いつの時代のもの??
そんな毎日におさらばするべく洗濯機を購入したものの、
実際にその洗濯機が稼動するまで1ヶ月!!!
やる気の無い配管工に工事の予約を何度も何度もすっぽかされ、
家に洗濯機があるのにコインランドリーへ通う日々...
そして、話にはよく聞いていたので驚きはしませんでしたが、郵便が 遅ーい!
両親が送ってくれたはずの年賀状は、2年たった今も届いていません。
どこへ行っちゃったんでしょーかねー?
カナダの郵便局職員が、オーストラリアの郵便配達の遅さを鼻で笑っていましたが、
日本人からしたら、”目くそ鼻くそを笑う” ってやつです(笑)
更に不便なのは、小包等の配達時に不在だった場合、再配達をしてくれないということ。
こちらの古いアパートなどに住むと、家にベルが無いこともザラです。
当然、配達が来たことなど知る由もなし。
たとえ理由が何であれ、容赦なく不在通知が残されます。
さて、この不在通知 (Delivery Notice)。 もらったらどうしたらいいのでしょうか?
これには、受け取りについての指示が書かれているのできちんと読んでくださいね。
荷物を保管している場所の住所、保管されている期間(大抵15日間)、
営業時間などが記載されています。確認の上、期限内に必ず取りに行きましょう。
引き取りの際は、この不在通知と、写真付きの身分証を持参してください。
期限までに引き取られなかった荷物は、送り主に返されてしまうので注意が必要です。
トロントでは、日本のように「郵便局」という建物を目にする機会があまりありません。
Shoppers Drug Mart や Rexall Drug Store といったドラッグストア等の中に、
郵便局のカウンターがあります。
全てのドラッグストアがサービスを取り扱っているわけではないので、
日頃からどのお店に郵便局が入っているのかチェックしておくことをお勧めします。
(ただし、引き取り先の場所は、必ず不在通知を確認してください)
また、荷物は自分で担いで家まで持ち帰ることになります。
大きな荷物を送ってもらったときは、キャリーなどを準備して引き取りに行きましょう。
お国が変われば、習慣も変わります。
日本のサービスに慣れていると、あまりの違いに言葉を失うことが度々ですが、
ここはカナダ。諦めが肝心です。
異国での生活を快適なものにするコツは、自分の常識にとらわれないことです。
皆さんの海外生活が、少しでも有意義なものになりますように☆