みなさんこんにちは、バンクーバーオフィスのKeitaです!
ベストシーズンである夏もあっと言う間に終わり、日に日に寒くなっていくバンクーバー。
みなさん風邪など引かれていませんか?
バンクーバーの秋・冬は「レインクーバー」と呼ばれ、とにかく”雨”ばかり。
ちょっと外に出るのさえも憂鬱・・という日が続きます。
そこで今回は、部屋で過ごす時間が長くなるこれからの季節にぴったり?
【Netflixで配信中のカナダのテレビ番組】
を3本(+おまけ1本)ご紹介します!
とは言え、映画やドラマはもう既によくご存知の方も多いと思うので、
今回はあえてそれ以外の、いわゆる「リアリティーショー」をかき集めてみました。
台本が無い分、”生”の人間模様が楽しめますし、
より”リアル”な英語をリスニングしたい!という方にもおすすめです!
みなさんの引きこもりのお供になれば幸いです..
■STORAGE WARS CANADA
元々はアメリカの大人気番組である「Storage Wars」。
初の海外バージョンとして2013年に制作・放送開始されたのがこちらの番組です。
プロットは本家アメリカ版と同様、
2人一組のバイヤー達が、倉庫の中身を丸ごとオークションにかけて損得を競うというもの。
アメリカやカナダの一部地域では賃料の滞納が続いた貸倉庫の中身について、
持ち主の許可が無くてもまるっとオークションに出すことが認められているそう。
その事実だけでも日本人の感覚からするとなかなか衝撃的ですが、
バイヤー達の戦略の立て方やお互いの駆け引きなどがとにかく必死..というか露骨過ぎて、
「あれ?カナディアンってもっとpoliteじゃなかったっけ?」とたじろぐこと必至です。
また「どう見てもゴミじゃん!」と言いたくなるものに意外な値打ちがあったり、その逆もあったりと、
日本のテレビ番組「お宝鑑定団」的な楽しみ方まで出来てしまいます。
ネットでは「アメリカ版の超劣化コピー」という酷評レビューだらけですが笑、
1度見てみる価値はあると思います!
■BLOWN AWAY
リアリティーショーの中でも個人的に大大大好きなジャンル「コンペティション」。
ある分野の強者達が集められ、毎回チャレンジに挑戦。
その都度最下位の参加者が番組を去って行き、最後まで勝ち残った1人が優勝!という流れの番組です。
日本では意外と馴染みのない形式の番組ですが、
海外では本当に様々なジャンルでこうした番組が作られています。
そんな中、Netflixで楽しめるカナダ発のコンペティション番組がこちらの「BLOWN AWAY」。
2019年7月にシーズン1が公開されたばかりの新番組です!
競うジャンルは「glassblowing(吹きづくり)」。
つまり、より美しく芸術的なガラス製品を作った人が勝ち残っていく、というもの。
1エピソードが22~3分ほどなので、サクサク見てしまえると思います。
その分、コンペ番組好きとしては少し物足りないというか、
もっとドラマティックな演出を求めてしまいますが、そこはまだデビューシーズンということで。
これからどんどん盛り上がっていくことを(そして予算アップを)願いましょう。
日系のコンペティター「Momo」の活躍にも注目です!
■UNDER ARREST
一言で言うと、「警察24時」のカナダ版です。
警察に撮影クルーが密着し、逮捕の瞬間をドキュメント形式で描くもの。
出てくる人が人、場面が場面だけあって、Fワードが飛び交いまくります。
シーズン1の頃はいちいちピー音が入ってますが、編集者が力尽きたのか何なのか、
途中から一切の加工が無くなるのも個人的にはポイントです。
こちらも1エピソード20分ほどですが、見ているだけで精神的に疲れるので、
通してイッキ見、というよりは、ちょっと暇なときに適当なエピソードを選んで見る、
というスタイルに向いている気がします。
以上3本、いずれもNetflixで視聴可能なので、是非お楽しみください!
そして最後にもう1本..
Netflixでは残念ながら配信されていませんが、
カナダのテレビ番組で僕が1番好きな番組をご紹介します。
■MASTERCHEF CANADA
「料理」をテーマにしたコンペティション番組。
料理好きのアマチュア(home cook)が集まり、
様々なテーマに沿ったチャレンジでレストランクオリティの料理を作っていきます。
オリジナルはイギリスの番組でしたが、
ざっと調べた限り現在なんと62の国と地域でフランチャイズ番組が制作されている、
まさに世界中で大人気の番組!
もはや何故日本版が作られないのか不思議なほどです..
カナダ版は2014年のデビューシーズン以来、毎年新シーズンが放送されており、
2019年9月現在までに、6つのシーズンが放送済み。
個性豊かなクックたちと3人のジャッジたちとのやりとりや人間模様、
駆け引きや友情といったドラマティック要素が魅力的すぎて、
毎エピソード終盤はちょっと涙が出そうになります。
なにより出てくる料理が全部美味しそう!!!
僕はこの番組を見始めて以来、ケーキを手作りしたい欲求が治まりませんがまだ1回も作っていません。
また、ジャッジの1人、Chef Michael Bonaciniは僕の知る限り最も渋い50代男性。
「こういうおっさんになりたい」と心の底から思わされる男です。
かなり頻繁に再放送もされているので、
地上波のテレビを視聴する環境のある方は是非チェックしてみてください!
ということで、憂鬱なレインクーバーを一緒に楽しく乗り切っていきましょう!